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「我々はドイツやスペインとは異なる戦いをした」クロアチア指揮官が翌日に激闘の日本戦を振り返る

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ズラトコ・ダリッチ監督

 クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督は、日本代表戦を振り返った。

 5日のカタール・ワールドカップラウンド16で日本をPK戦の末に下したクロアチア。1点先行されながらも、イバン・ペリシッチのゴールで追いつき、選手交代しながらPK戦まで持ち込んだチームは、経験の差で相手を上回ったと評価されている。

 激闘から一夜明けた6日に会見に臨んだダリッチ監督は「世界の8強になって迎えた素敵な朝だ。ホテルに帰ってから、我々はこの勝利を祝った。試合を見返してはいない。とても疲れていた」と話し、前夜の試合について続けた。

「しかし、試合後に私は特別な分析をする必要はなかった。クロアチアの選手たちはやるべきプレーをしていた。最初の60分は我々のプレーができていたが、その後は複数のミスとともに必要のない緊張感を持ち、相手に主導権を渡してしまった」

「パスでプレーしたドイツやスペインは成功しなかったから、我々は別の方法を取り、それにより日本チームへの問題を作れていた。これが拮抗した試合にする明らかな方法だった。それに、昨日我々は相手よりも4km多く走っていた」

 また、1点をリードされるにもかかわらず、落ち着いて選手たちがプレーしていたことについては「我々はキャラクターとメンタリティを示した。追いつくためのメンタリティが欠けていたこともあったが、この大会で我々は数試合で追いついたし、決してあきらめることはなかった」と語り、以下に続けている。

「我々は気持ちとエネルギーを示した。これは団結や選手やスタッフへの信頼を表れだ。我々には母国のために戦うための同じ目標がある。クラブでのプレーとは異なり、代表でのプレーは愛国心や感情、誇りの問題だ。昨日は4年前のレベルではなかったかもしれないが、我々にはエネルギーがあった」

「我々はワールドカップの11試合でフランスとのファイナルにしか負けていないという興味深い事実がある。地域の大会ではなく、ワールドカップで1試合しか負けていないんだ。これは我々のキャラクターや我々の取り組みを示している。私はこれを誇りに感じることしかできない」

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