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[昌平×NB]「ストレスを感じない」…昌平の躍進をニューバランスの『ビザロ』が足元から支える

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 3月某日。埼玉県北葛飾郡杉戸町にある昌平高のグラウンドで、ニューバランスのスパイク『VISARO(ビザロ)』の試し履きイベントが実施された。ランニング部門で日本指折りのメーカーであるニューバランス社の技術を結集させた『VISARO(ビザロ)』は、開発者も「履いて、プレーしてみれば分かる」と胸を張る一品。「ストレスを感じない」「履いていきたい」と、今季の埼玉県の高校サッカーを引っ張るイレブンの評判も上々だ。

※写真左から
●MF松本泰志(3年)
(フルグレイン皮の「ビザロ FULL-GRAIN」を着用)

 唯一、1年生からレギュラーで活躍する中心選手。小柄な選手が多い中、身長177cmは大きな武器となっている。サイドからゲームを組み立てる昌平のコンダクターだ。

―「ビザロ」の試し履きの感想を。
「細身で今までにないフィット感がありました。自分の中ではかなりいい方だと感じています。スパイクを買うときはフィット感がまずは決め所。かなりフィット感があるので気に入っています」

―今後も着用していけそうですか?
「これまでは違うメーカーも履いてきましたが、ニューバランスを今後は履いていきたいです」

―1年生の時に全国高校選手権を経験している松本選手ですが、いよいよ最終学年。今季は埼玉新人戦優勝と好スタートを切りました。
「そうですね。今のところはいいスタートが切れています。全タイトルが獲れるように、練習からしっかりやっていきたいなと思っています」

―将来はどんな選手になりたいですか?
「大学に行ってからプロというのを目指しています。ここからもっとステップアップできるように頑張りたい。今後はインターハイにもしっかり出て、大学を決めていきたいなと思います」

―もう一度全国の舞台を踏みたいですね。
「前回は初戦の重みと緊張で何もできませんでした。まずは全国に行って、しっかり勝って、最終的な目標は日本一を目指したいです」


●FW本間椋(3年)
(人工皮の「ビザロ PRO HG」オレンジ色を着用)

 1トップを務めるスピードスター。「止められなくなった」と藤嶋監督も成長に目を細める。フィジカルトレーニング大好きの突貫小僧だ。

―「ビザロ」を体感した感想は?
「初めて履いたんですけど、あまりストレスがなくてよかったです。ボールタッチは人工皮の厚みが気になるところはありましたが、すごく履きやすかったです。僕はスピードタイプなので、軽いのもいいですね。走りやすかったです」

―色もすごく目立ちますね。
「オレンジはカッコいいですね。個人的にも目立つ色が好きなので」

―今季の目標は?
「チームとしては全国優勝。埼玉県で五冠を狙って行きたいです。新チームになって練習試合でもほとんど負けていない。勝ち癖をつけて公式戦に行けたので。もっとレベルアップしてすべての大会で優勝したいです」

―今年はフィジカルトレーニングにも力を入れていると聞きました。
「昌平はこれまでフィジカルが弱くて、パス回しというイメージが付いているのですけど、今年はフィジカルも付けて、負ける要素がないように頑張りたいです」


●MF針谷岳晃(3年)
(カンガルー皮の「ビザロ K-LITE HG」を着用)

 昌平の心臓。小柄ながら抜群のテクニックを持つボランチだ。藤島崇之監督も「技術が素晴らしい」と絶大な信頼を置いている。

―「ビザロ」を試し履きした感想は?
「足に馴染んでとても履きやすいです。ボールを扱いやすい。中盤をやっている自分にはやりやすいですね」

―スパイク選びのポイントは?
「皮というのが絶対条件ですね。皮じゃなきゃ馴染んでくれない。いつも1つのスパイクを使い込む感じなので」

―将来的にどんな選手になりたいですか?
「ボールを取られないのが基本で、守備も球際に強くて、攻撃にも絡む選手になりたいです。パスの成功率や運動量が多い選手に憧れます」

―去年1年間、プリンスリーグを経験したことを大きいですね。レベルの差を感じましたか?
「正直、あまり感じませんでした。ただ、スピードで勝てなかった。圏内で繋いで、中盤が組み立てて、バイタルに入ってという自分たちで崩すサッカーができませんでした」

―今年の目標は?
「埼玉五冠と、後輩への置き土産としてプリンスリーグ昇格です。やっぱり昨年、自分たちで落としてしまったので、自分たちで戻したいです」


●MF佐藤大誠(3年)
(人工皮の「ビザロ PRO HG」白色を着用)

 トップ下を任される。控えめな印象を持つが、チームメートの信頼は厚く、鋭いきゅう覚でゲームを組み立てることを武器としている。

―「ビザロ」を履いてみた印象は?
「いつもは意識的に大きめのを履いているのですけど、これはぴったりでした。いつも皮を選ぶのですが、伸びてしまうので」

―ではなぜ今回は人工皮を選んだのですか?
「人工を履くのは久しぶりです。今までは皮のほうがやりやすいかなと思っていましたが、これからはビザロを履いていきたいです」

―目標とする選手像は?
「自分でも仕掛けられるような選手になりたい。自分でも行けるし、チャンスメークできる選手になりたいです」

―今年の目標を。
「全部のタイトルを獲るつもりで頑張りたいです。新人戦で自分たちのプレーをやれたのは自信になりました。去年、プリンスリーグで出来たことは大きかったです。いいチームしかいなかったので、自分も成長できましたから」

(取材・文 児玉幸洋)

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