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カペッロが古巣3クラブに言及 ユーベ、ローマ、ミランをどうみる?

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 ロシア代表ファビオ・カペッロ監督が、母国イタリアの名門クラブについて語った。ユベントスの強さを認める一方で、ローマミランの苦戦ぶりにも言及している。

 3クラブで指揮を執り、それぞれのクラブでスクデットを獲得した経験を持つカペッロ監督。イタリアメディアが同監督のコメントを伝えている。

「国内でユヴェントスを倒すのは難しい。彼らは自分たちの力を自覚し、以前になかったメンタリティーも身につけた。チャンピオンズリーグでも彼らは前進できるだろう。違いをつくれる(ポール・)ポグバの離脱は痛いけどね」

「イタリアのリーグは今季良くなった。だが、ユーベとほかのチームの差を見ると、違いがありすぎると思う」

 そのユーベに差をつけられたローマについては、次のように述べた。

「ローマで私は5年にわたって指揮を執ったが、彼らの現状はローマで勝つのがどれほど難しいかを表している。ローマの観客は素晴らしいんだけど、すぐに称賛すると同時に、すぐに批判するんだ」

 フィリッポ・インザーギ監督が率いるミランは、さらに苦戦を強いられている。

「ミランは継続性が少し足りないね。おそらく、状況を掌握できるようなリーダーとなる選手がいないのだろう。計画性も少々足りない。一部の選手はうまく評価されていないね。本当の選手たちの価値を評価する必要がある」

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