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インテルのEL出場を諦めないマンチーニ 「欧州行きの可能性は60%」

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 インテルは4日、セリエA第29節のホームでのパルマ戦に臨む。ロベルト・マンチーニ監督は、来季のヨーロッパリーグ(EL)出場はまだ不可能ではないと信じているようだ。

 ここ4試合で勝ち点わずか2の獲得にとどまっているインテルは、EL出場の可能性のある6位に9ポイント差をつけられている。残りは10試合となり、欧州行きを逃す可能性は高まる一方だ。

 だがパルマ戦前日の会見に出席したマンチーニ監督は、来季の欧州の大会への出場について「60%の可能性がある」と主張。サポーターが現状に落胆していることには理解を示しつつ、浮上への自信をのぞかせた。イタリア複数メディアが指揮官のコメントを伝えている。

「私も含めた全員がクラブの指揮下で仕事をしており、全員がベストを尽くさなければならない。改善しなければならない部分はたくさんある。クラブからもサポーターからも、我々全員が厳しい目で見られている」

「数年間何も勝ち取っておらず、サポーターには申し訳なく思う。この数カ月が簡単なものにならないのは分かっていたし、もう少し我慢が必要だ。サポーターが失望してスタジアムに来ないのなら、それは正当なことだ。我々はもう一度力強くなれると信じている」

 最下位に沈むパルマはクラブの財政難に揺れているが、だからこそ難しい相手だとマンチーニ監督は指摘した。

「彼らには何も失うものがない。これまでも、いつも100%を尽くして良い試合をしてきた。非常に難しい試合になるかもしれない。我々には失うものしかない」

 パルマ戦では、負傷のため年明け以降のリーグ戦で1試合しか出場できていないDF長友佑都が招集メンバーに復帰。ベンチスタートが濃厚と見られている。

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