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広島が徳島に後半AT弾で劇的勝利…これでJ2以下は全滅、残るはJ1勢の争いに

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 天皇杯4回戦の3試合が11日に行われた。J1リーグ戦で年間1位を走るサンフレッチェ広島はJ2の徳島ヴォルティスと徳島のホームスタジアムである鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで対戦した。

 スコアレスで試合は後半まで進んだが、迎えた25分、CKの流れからFW皆川佑介が右足で押し込み、広島が先制。しかし終了間際の同45分に途中出場の徳島MF内田裕斗に左足同点弾を浴び、試合が振り出しに戻ってしまう。

 だが後半アディショナルタイム3分、広島はMF野津田岳人のクロスに韓国人DFビョン・ジュンボンが頭で飛び込み、劇的な勝ち越し弾を奪う。2-1で勝利した広島が、8強に駒を進めた。

 FC東京は味の素スタジアムでJ2の水戸ホーリーホックと対戦。前半14分にFW前田遼一、後半12分にMF橋本拳人が得点し、2-0で勝利し、初の8強進出を目指す水戸の挑戦を退けた。なお、12月26日の準々決勝ではFC東京と広島が対戦する。

 そして浦和レッズは、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場でFC町田ゼルビアと対戦し、7-1で圧勝。ジャイアントキリングを見せて勝ち上がってきたJ3クラブ相手に実力の違いを見せつけた。浦和の準々決勝の相手は14日に行われる神戸対横浜FMの勝者となる

 これにより、J2以下の全チームの敗退が決定した。昨季は当時J2のモンテディオ山形が快進撃を見せて決勝まで勝ち上がったが、今季の残り試合はJ1勢のみで天皇杯を争うことになった。


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