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バイエルン退団は濃厚か アンチェロッティがゲッツェに移籍勧めた?

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 バイエルンMFマリオ・ゲッツェは、やはり退団に向かっているようだ。ドイツ『SZ』は、カルロ・アンチェロッティ次期監督が移籍を容認した模様だと伝えている。

 バイエルンとの契約が来シーズンいっぱいまでとなっているゲッツェは、以前からこの夏の移籍が取りざたされている。去就について問われるたびに、来シーズンから指揮を執る「アンチェロッティと話してから」と答えていたが、その話し合いが先週実現していたという。

 アンチェロッティ氏の周囲から得た情報として『SZ』は、2人が電話でコンタクトを取ったとしている。イタリア人指揮官の考えは明白で、ジョゼップ・グアルディオラ現監督と同じように、ゲッツェにポジションを確約することはできないと伝えたようだ。さらに同氏は、コンスタントな出場機会を望むのであれば移籍を考えた方が良い、とも話したという。

 『SZ』は、この会話の内容をクラブに確認したところ、肯定も否定もしなかったとのこと。いずれにしても、契約延長交渉に入る気配は一切ないため、移籍金を得られるこの夏の移籍がますます現実的になっている。

 一方『キッカー』は、バイエルンがゲッツェの移籍金を2000~2500万ユーロ(約25億~31億円)に設定していると報道。恩師のユルゲン・クロップ監督率いるリバプールのほか、以前から関心が伝えられるユベントスなどが移籍先の候補のようだ。ゲッツェの古巣ドルトムントは、『キッカー』の移籍先候補に含まれなかった。

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