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チェルシー再建を目指すコンテ監督「とても奇妙な状況だ」

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 チェルシーの再建を任されたアントニオ・コンテ新監督も昨季のチーム状況は信じられないものだったようだ。『ESPN』が伝えている。

 チェルシーは2014-15シーズンにジョゼ・モウリーニョ監督の下、プレミアリーグを制覇した。しかし、翌2015-16シーズンは序盤からつまずき、残留争いに巻き込まれると、クラブは2015年12月にモウリーニョ監督を成績不振により解任。最終的には10位でシーズンを終え、欧州の舞台で戦う権利を逃してしまった。

 これにはコンテ監督も「現在置かれている状況はとても奇妙だ。2年前、チェルシーはプレミアリーグを制覇した。そして昨季は10位で終えている。UEFAチャンピオンズリーグはおろか、ヨーロッパリーグからも追い出される始末だ」と驚きを隠せなかったようだ。

 指揮官は「チェルシーのような素晴らしいチームにとって、これは良い結果ではない」と嘆きながらも、そこから前に進むためには「忘れることも大事だと考えている」と、現在に集中するべきだと主張した。

「素晴らしい未来をつくるために、懸命にやっていかなければならない。それがクラブにとって、選手にとって、私にとって、ファンにとって、そしてチェルシーで働くすべての人のためだ」。チーム復権を託された指揮官は自分に言い聞かせるように語った。

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