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バルサ、終了間際の失点で“クラシコ”ドロー…L・エンリケ「ツケを払うことになった」

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終了間際の失点で引き分けに終わり、肩を落とすルイス・エンリケ監督

[12.3 リーガ・エスパニョーラ第14節 バルセロナ 1-1 R・マドリー]

 バルセロナのルイス・エンリケ監督は、3日に行われたレアル・マドリーとの“クラシコ”を、「私たちにとって最良の結果ではない」と振り返り、1-1での引き分けを嘆いた。クラブ公式サイトが伝えている。

 2位バルセロナは、勝ち点6差で首位に立つレアルをホームに迎えた。序盤から球際で激しい一戦となり、「前半は両チームがボールコントロールを狙い、拮抗し、あまりチャンスがなく、力の差がない試合」となった。だが、スコアレスで迎えた後半8分、FWネイマールのFKからFWルイス・スアレスがヘディングシュートを決め、バルセロナが先手を取った。

 しかし、追加点を挙げられないでいると、終了間際の後半44分、FKからDFセルヒオ・ラモスに痛恨の同点ゴールを決められ、1-1で試合は終了した。「後半、我々は相手を上回ったが、2点目を挙げるチャンスを逃し、逆に相手に追いつかれた。我々はそれまでにあったチャンスを生かさなかったツケを払うことになった」と、L・エンリケ監督は肩を落とした。

「サッカーにはいつでもこういったことがある。正当か不当なのか、90分に同点に追い付かれ、勝ち点差は6のまま。我々は付けられていた差を詰めることができなかった」

 バルセロナはこれにより、公式戦3試合連続で引き分けとなったが、10月22日の第9節バレンシア戦で右膝を負傷し、離脱していたMFアンドレス・イニエスタが復帰を果たした。後半15分にピッチに入ると、決定機を演出するなど違いをみせていた。L・エンリケ監督も、「彼の仕事は完璧なものだった。重要な場面で試合に入り、しばらく試合から離れていたもののプレーの質や戦術眼、献身的な仕事をしてくれた」と、32歳MFの復帰を喜んだ。


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