beacon

粘り強さの源?佐々木監督「エコノミーでもOKというのが今の力」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.6 ロンドン五輪準決勝 日本2-1フランス ロンドン]

 メダル獲得はエコノミーのおかげ? 試合後の記者会見。海外メディアから「女子はエコノミークラス、男子はビジネスクラスで来たというのは事実か?」という質問に佐々木則夫監督は「来るときは『プレミアム(エコノミー)』。ビジネスと同様だったので、全然問題なかった」とジョークをまじえ、笑顔で答えた。

 同便で日本を飛び立ったU-23日本代表と日本女子代表(なでしこジャパン)だが、男子がビジネスクラスだったのに対し、なでしこはプレミアムエコノミーだった。ただ、メダルを獲得した場合、帰国便はビジネスクラスに“格上げ”されるとの報道もあり、「メダルを取ったら帰りはビジネスと、噂では聞かせていただいている。ただ、席が全員分、空いているか心配なので、そのときは『プレミアム』で」と報道陣を笑わせた。

「選手もそうだけど、席がビジネスだとかエコノミーだとか、我々はあまり……。プレーを見てもらえば分かるとおり辛抱強いというか、そういう意味でエコノミーでもOKというのが今の力になっている」。どんな劣勢、逆境にも屈することなく、粘り強い戦いでたどり着いた決勝戦。機内での“我慢”も、選手たちのメンタルを鍛えてくれたのだろうか。

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
ロンドン五輪特集ページ

TOP