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4-2-3-1ならトップ下は香川か憲剛、ザックが明言

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 30日のブルガリア戦(豊田ス)で3-4-3をテストする可能性を示唆した日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督だが、基本的には従来の4-2-3-1でスタートする可能性が高い。

 トップ下の位置では、MF本田圭佑(CSKAモスクワ)が6月1日に行われるロシア杯決勝の影響でブルガリア戦は不在。チームに合流するのは6月4日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)の前日で、しかもケガを抱えていることもあり、ブルガリア戦だけでなく、オーストラリア戦もトップ下をどうするかは大きな悩みとなっている。

 やはり本田がケガで欠場した3月26日のヨルダン戦(1-2)はFW香川真司(マンチェスター・U)がトップ下で先発。23日のメンバー発表会見では「そういうことも考えて、東の名前が26人に入っているのも事実」と、A代表初選出のMF東慶悟(F東京)をトップ下で起用する可能性も明かしていたザッケローニ監督だが、この日の公式会見では「システムにもよるが、4-2-3-1でやるのであれば、トップ下の選手は香川か中村憲剛になる」と明言した。

 本田以外にも、DF長友佑都(インテル)は左膝半月板損傷から復帰したばかりで、DF吉田麻也(サウサンプトン)、FW清武弘嗣(ニュルンベルク)も所属チームではリーグ戦終盤を負傷欠場した。指揮官は長友、吉田について「少し問題を抱えていると思っているので、明日のゲームでどれぐらいプレーさせるか、具体的に何分、試合に出すのかチェックしていきたい」と説明。「試合の中でしかコンディションは把握できないことが多い。明日のゲームでは選手のコンディションの把握というのが大切になってくるが、同時にだれ一人欠くことなく、明日の試合を終わることができればいいなと思っている」と話していた。

(取材・文 西山紘平)

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