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日本vsブルガリア 試合前日の選手コメント

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 日本代表は29日、試合会場の豊田スタジアムで公式練習を行い、30日のブルガリア戦に向けて最終調整した。

以下、練習後の選手コメント

●FW香川真司(マンチェスター・U)
―明日は3-4-3を試しそう?
「たぶんやると思う。そのための準備もしている」
―4-2-3-1の左サイドと3-4-3の左サイドでは違いがある?
「まったくない。ゴールに直結するプレーをやっていきたい。動き出しや意思の疎通を高めてやっていきたい」
―3-4-3ではトップ下がいないが?
「僕自身やってみないと分からないけど、その分、ボランチが押し上げる必要があると思う。後ろも3枚いるので、中盤がどんどん飛び出さないと前の3枚が孤立する。前は1トップ2シャドーのイメージを持つ場面も必要だと思う」
―C大阪の2シャドーとも違う?
「ちょっと違いますね」
―左サイドで高い位置を取りやすい?
「より攻撃に専念できるというか、守備の負担が減ると思う」
―スタートから3-4-3をやりそう?
「やるんじゃないですかね」

●FW乾貴士(フランクフルト)
「1対1の部分ではどんどん仕掛けられるように。そこは出していきたい」
―フランクフルトではいいシーズンになったのでは?
「チームとしてはいい順位で終えて、よかったと思うけど、個人としては全然よくなかった。悔いの残るシーズンだったと思う」
―代表での自分自身のプレーはどう考えている?
「代表ではいつもギリギリのラインにいると思っている。いつ呼ばれなくなるか分からないし、早く結果が欲しい。早くチームにとって重要な選手になりたい」

●FW東慶悟(F東京)
「チームでやっていることをやれたらいいと思う。短い時間でも自分らしいところを出したい。チームの勝利のために貢献できたらいいなと思う。いい準備をして、明日臨みたい」
―自分のどんなストロングポイントを出したい?
「ゴール前にどんどん入っていくところが評価されたと思うし、パスを出してくれる選手がたくさんいるので、信じてどんどん飛び込んでいきたい」

●MF長谷部誠(ボルフスブルク)
―練習では3-4-3も確認していたが?
「明日、どういう形でやるか分からないけど、代表のやり方を実戦で試せるのはいいことだし、大事な試合になると思う。ブルガリア戦だけではなく、ヨルダン戦の反省も含めて、オーストラリア戦につなげられるようにしたい。練習と実戦は違うので、たくさん収穫のある試合にしたい」
―このタイミングで3-4-3を試すことについては?
「明日やるか、やらないかは分からないけど、今回みたいに1か月とか集まれるときには、いろんなことを試したいという意図は伝わってきた」

●MF遠藤保仁(G大阪)
―ブルガリア戦に向けては?
「いつもどおりやるだけ。勝てればいいと思う」
―ブルガリアの映像は?
「昨日見た。しっかり守って、カウンターが得意なチーム。ハードワークするし、そう簡単にはいかない試合だと思う」
―仮想オーストラリアになる?
「仮想オーストラリアというより、自分たちのやりたいことができるかだと思う。オーストラリア戦のことはあまり考えていないというか、今はブルガリア戦に集中している」
―愛媛戦から休みなく代表に合流したが?
「普通ですよ。練習もめちゃくちゃきついわけじゃないですし、(愛媛戦から)中3日空いているので。ケガもないですし」
―W杯の1年前というタイミングで3-4-3も確認していたが?
「いいタイミングでいろんなことにチャレンジできるのはいいこと。W杯まで残り1年しかない。より強力なチームにしていかないといけない」

(取材・文 西山紘平)

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