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ドイツ戦金星の意味はどこへ…伊東純也「また追い込まれた」

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後半22分から途中出場したMF伊東純也

[11.27 カタールW杯E組第2節 日本0-1コスタリカ アルラーヤン]

 相手の判断を称えるしかなかった。後半22分から途中出場した日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)は直後の25分、FW浅野拓磨からパスを受け、巧みなステップでDFフランシスコ・カルボと体を入れ替え、ゴールへ向かう。ところが、すかさず後方からカルボに倒され、ファウルの笛。PAギリギリの位置だったが、判定はFKだった。

 このFKはMF鎌田大地が直接狙ったが、壁に当たり、ゴールならず。ファウル覚悟でつぶされる格好となった伊東は「相手はファウルで止めたけど、PKにならなかったので、(相手の判断は)正解だったのかなと」と淡々と振り返った。

「自分たちがあまりうまくいっていなかった。最後のところの攻撃がうまくいってなかった」。23日のドイツ戦(○2-1)から先発5人を変更し、攻撃陣は鎌田を除く3人が入れ替わった。「前はメンバーがほとんど代わって、コンビネーションが難しかったのかなと思う」と、ベンチから見た感想も口にした。

「ドイツに勝ったときはコスタリカからしっかり勝ち点を取れればと思ったけど、また追い込まれた。スペイン戦にすべてをかけるしかない」。中3日で迎える12月1日のグループリーグ最終節・スペイン戦は2試合ぶりの先発となるか。「スペイン戦はドイツ戦と同じで、ボールを持たれる時間が増えると思う。引きすぎず、プレッシャーをかけて、自分はゴールでチームの力になれれば」と気持ちを切り替え、2つ目の金星を誓った。

(取材・文 西山紘平)

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