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「日の丸を背負うことは何より誇らしく、そして何より尊い」“守護神”川島永嗣が代表引退を表明「ここが一区切り」

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GK川島永嗣が日本代表引退を表明

 ストラスブール(フランス1部)に所属するGK川島永嗣(39)が、日本代表引退を表明した。15日に自身のインスタグラム(@eijikawashima01)を通じて、思いを綴っている。

 埼玉県生まれで浦和東高出身の川島は、2001年に大宮アルディージャでキャリアをスタート。その後、名古屋グランパス、川崎フロンターレと渡り歩き、10年夏に海を渡ってからは、ヨーロッパで挑戦を続けている。

 日本代表には07年に初招集され、08年2月17日の北朝鮮代表(△1-1)との試合でデビュー。驚異的な反応と気迫溢れるプレースタイルで、ここまで国際Aマッチ95試合で日本のゴールを守ってきた。自身4度目の挑戦となったカタールW杯では、ゴールマウスに立つことはなかったが、ベンチやピッチ外での存在感が光っていた。

「日の丸を背負うことは何より誇らしく、そして何より尊い」。自身のインスタグラムでそう切り出した川島は、初招集された日から15年を振り返り、日本代表からの引退を表明している。

「思い返せば2007年。初めて日本代表に呼ばれた時の事は今でも鮮明に覚えている。サッカー少年だった頃からの夢が現実になった瞬間の興奮、喜び、そして何より感じた身体中を包みぐっと突き刺さる責任感。

 あの日から15年。W杯という夢の舞台で計り知れない喜びを仲間と輪を作り喜び、そして生まれ育った日本という国を思う人達と共にその喜びを分かち合いました。そして幾度となく、破れぬ壁を前に底知れぬ敗北感も味わってきました。

 でも、どんな時でも自分のプレーを支えてくれていたのは、自分の背中には日本を思う沢山の人達の想いがある。そんな思いがいつもあったからです。この15年。人生すべてをかけてこの日本代表という場所で戦い続けてこられたことに大きな誇りを感じます。

 日本代表はいつまでも憧れ、そして夢の場所。でもここが一区切り。ここからはまた自分の挑戦に集中していきたいと思います。そして、夢の日本代表という場所でまたどんどん素晴らしいGKが育ち、活躍していってほしい。

 この15年間。日本代表と共に素晴らしい夢を見させてくれた、これまでのチームメイト達。関わってきたすべての監督、コーチ、スタッフ。日本代表を陰から支え日本サッカーの発展に貢献し続けてくれた日本サッカー協会の方々。そして、日本の力を信じて応援し続けてくれたサポーターの方々。皆さんと経験したすべての日々が僕にとっての永遠の宝物です。

 心から皆さんに感謝したいと思います。本当にありがとうございました!!自分の追いかける夢が、また日本サッカーの為に少しでも繋がっていくよう日々精進していきます」


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