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U-17日本代表MF中島洋太朗(広島ユース)は「バトルで対抗できないと厳しい」日韓戦で成長示す

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U-17日本代表MF中島洋太朗(広島ユース)は決勝のポイントに「球際」を挙げた

 確かな技術と広い視野、鋭いパスセンスを武器とするMF中島洋太朗(広島ユース)が、日韓対決となったAFC U17アジアカップ決勝に向けて挙げたポイントは「球際」だった。

「韓国は一人ひとりの体も大きいし、技術のある上手い選手が揃っている。ポジションの取り方とか連係もしっかりしている。自分たちもコミュニケーション取りながら、一人ひとりが球際のバトルで対抗しないとかなり厳しくなると思う」

 元より「攻撃は自信を持ってやる」と語るように、テクニカルなプレーで攻撃にアクセントをつけ、決定的な仕事をこなすプレーには自信を持つ。今大会も1ゴールに加えて、スペースへのスルーパスで2つのアシストを記録しており、もちろん決勝でもそうしたプレーは出したい。ただ、「成長を示したい」と語ったポイントは「守備」だ。

「自分たちボランチのプレーが大事になってくると思う。個人としては守備で奪いに行く姿勢のところは変わったと思うし、奪い切るというところを決勝では見せたいし、今まで以上に意識してやりたい」

 タフな連戦となったAFC U17アジアカップもこの決勝で最後の試合となる。笑って終わるための戦いだ。

「個人としてもチームとしても成長できている大会だと思う。最後の決勝で一番良い内容の試合をして、勝って終わりたい」

 注目の決勝は日本時間2日21時から、タイのパトゥム・ターニースタジアムにて開幕する。

(取材・文 川端暁彦)
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