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なでしこJが国内キャンプ7日目を実施!! ゲーム形式で準備進める…植木理子「良い強度、質の高い練習ができた」

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22日の初戦に向けて強化が続く

 女子ワールドカップに向けて準備を進める日本女子代表(なでしこジャパン)は3日、国内トレーニングキャンプ7日目を行った。冒頭15分間が報道陣に公開され、10日以降の合流となるMF遠藤純(エンジェル・シティFC)とFW浜野まいか(ハンマルビーIF)を除いた女子W杯メンバー21人とトレーニングパートナー5人が練習に取り組んだ。

 公開部分ではゴールキーパーとフィールドプレイヤー(FP)が分かれてウォーミングアップを行い、FPはアジリティや動的ストレッチで体を起こし、そこから基礎的なボールトレーニングへ移った。女子W杯の初戦まで残り19日。非公開部分では、大会に向けた戦術練習を行ったとみられる。

 練習後、報道陣の囲み取材に応じたDF熊谷紗希(ローマ)は、「今日はゲーム形式を多くやった」と説明。「チームとしての頭の整理やディフェンスラインでの整理は、もっとやっていかないといけない」と気を引き締める。FW植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)は「コミュニケーションを取りながら、良い強度、質の高い練習ができた」と充実感を口にした。

 なでしこジャパンは2011年のドイツ大会以来となる世界一奪還を狙う。今大会は20日にオーストラリアとニュージーランドで開幕。日本は22日にザンビア女子代表との初戦を迎え、26日にコスタリカ女子代表、31日にスペイン女子代表と戦い、まずはグループリーグ突破を目指す。

(取材・文 成田敏彬)
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