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北中米W杯アジア予選の組合せ抽選会は7月27日に開催へ!「8.5」枠争う予選方式をおさらい

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 アジアサッカー連盟(AFC)は、今月27日にマレーシア・クアラルンプールで、北中米ワールドカップアジア1次予選と2次予選の組み合わせ抽選会を同時に行うことを発表した。日本代表が参加する2次予選の抽選会は同日日本時間午後3時に始まる。

 北中米W杯のアジア予選は今年10月に1次予選から開幕。今月20日に発表されるFIFAランキングのアジア下位18チームが出場し、12日と17日にそれぞれホームアンドアウェー方式で対戦する。1次予選の抽選会は日本時間午後1時に始まる。

 2次予選は1次予選を勝ち上がった9チームと、FIFAランキングの上位27チームが出場。来年11月に始まり、アジア首位が決定的な日本もここから参加する。各組4か国の9グループに分かれ、24年6月までにホームアンドアウェーの総当たりで各国6試合ずつ対戦。上位2チームが最終予選に進み、27年のアジア杯への出場も決まる。

 最終予選は組み合わせ抽選会が2024年に実施され、各組6か国ずつの3グループで実施。ホームアンドアウェーで各国10試合ずつを行い、各グループの上位2チームずつが26年の北中米W杯の出場権を獲得する。各組3位はアジアプレーオフに回り、残りの2.5枠を争う。

 W杯アジア予選のフォーマットは次の通り。

▼1次予選
 今年10月にFIFAランキングの下位18チームがホームアンドアウェーで対戦。2試合合計スコアで勝った9チームが2次予選に進む。

▼2次予選
 FIFAランキングの上位27チームが新たに参加し、各組4か国×9グループで実施。今年11月に開幕し、来年7月にかけて行われる。各参加国はホーム&アウェーの総当たりでそれぞれ6試合ずつを戦い、各組の成績上位2か国ずつ(計18か国)が最終予選に進む。

 前回カタールW杯の2次予選は6か国×8グループで実施。日本はミャンマー、タジキスタン、キルギス、モンゴルと同組で8戦全勝、46得点2失点という圧倒的な戦績で首位通過を果たした。

▼最終予選
 各組6か国×3グループで実施。来年9月から25年6月にかけて行われる。各参加国はホーム&アウェーの総当たりでそれぞれ10試合ずつを戦い、各組の成績上位2か国ずつ(計6か国)が本大会の出場権を獲得する。各組3位と4位はアジアプレーオフに回る。

 なお、前回カタールW杯の最終予選は6か国×2グループで実施。日本はサウジアラビア、オーストラリア、オマーン、中国、ベトナムと同組になり、7勝1分2敗で2位通過だった。

▼アジアプレーオフ
 最終予選で3〜4位だった6か国が、各組3か国×2グループで対戦。25年9月から11月にかけて行われる。各参加国は総当たり戦でそれぞれ2試合ずつを行い、各組首位のチームのみが本大会の出場権を獲得。また各組2位チームはその後、ホームアンドアウェーで直接対戦し、勝者が大陸間プレーオフ(対戦相手の地域は抽選で決定)の出場権を手にする。

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