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U-18日本代表に船越優蔵監督の就任が決定!! 2025年U-20W杯へコーチから昇格

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船越優蔵

 日本サッカー協会(JFA)は13日、理事会を行い、2025年のU-20ワールドカップを目指すU-18日本代表の監督に船越優蔵氏を選任することを決議した。今年5〜6月のU-20W杯でU-20日本代表を率いていた冨樫剛一監督は退任する。

 兵庫県出身の船越氏は現役時代、オランダのテルスターで欧州経験を積んだ後、ガンバ大阪、ベルマーレ平塚、大分トリニータ、アルビレックス新潟、東京ヴェルディ、SC相模原でプレーした元ストライカー。2015〜20年にJFAアカデミー福島、20年にU-17日本代表の監督を務めたほか、22年からはU-20日本代表のコーチを務めていた。

 反町康治技術委員長は13日、理事会後のメディアブリーフィングで「彼はアルゼンチンで行われたU-20W杯で冨樫監督のアシスタントコーチとして活動をしてきた。そうした経験値に加えて、彼はアカデミー福島WESTで数年にわたってU-18の監督もして、最高峰のプレミアリーグに昇格した実力の持ち主。彼の活動中に試合を見に行って、非常にまとまったチームづくりをしている印象を持っていた。ぜひ監督として覚悟を持ってやってもらいたい」と期待を述べた。

 船越委員長のパーソナリティについて「コミュニケーション能力もあり、スタッフ、対選手としても同じで非常にオープン。海外の経験もあってサッカーの文献を読んだり、映像を見たり、海外の潮流を読んだりも非常に長けている」と評価。また前任の冨樫監督については「いろんな経験をしてきたことを還元することをJFAとして考えていると思うし、考えていかないといけない。これから本人と話していきたい」と述べた。

(取材・文 竹内達也)

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