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突然の吉報!! 女子W杯のNHK放送にJFA佐々木則夫委員長らコメント「選手も喜んでくれると思う」

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日本サッカー協会(JFA)の佐々木則夫女子委員長

 女子ワールドカップ(7月20日開幕)の日本代表戦がNHKで地上波放送されることが決まったのを受けて、日本サッカー協会(JFA)の佐々木則夫女子委員長が13日、理事会後にメディアブリーフィングを行い、「最高に嬉しい」と喜びを語った。

 佐々木委員長によると、放送決定の吉報は理事会直後に入ったという。「W杯の放映が決まったということについては、日本全国の少女たちを含め、なでしこジャパンの勇姿が見られるところにつながる。それもまた大きな普及活動の一環であり、女子サッカーの発展に貢献できる大きなファクターだと思っている」と述べつつ、「選手も喜んでくれると思うし、なでしこジャパンの後押しになる。当たり前のことが当たり前じゃないんだということがあった中で、みんながそういったところで努力してくれたおかげだと思う。なでしこジャパンには大きな朗報だと思う」と前向きに語った。

 また同じくメディアブリーフィングに出席した宮本恒靖専務理事も「NHKさんに対する感謝というところと、地上波で放送できるのが本当にありがたい。たくさんの人に見てもらいたいし、特に小さい子どもたちに見てもらって、夢を持ってもらって、女子サッカーを始めてもらったり、そういうところにつなげてもらいたい」と期待を寄せた。

 WEリーグの高田春奈チェアも同日、声明を発表。「FIFA 女子ワールドカップ ニュージーランド&オーストラリア 2023の日本国内テレビ放送がNHKに決定したという一報をJFAから受け、非常に嬉しく思います。6月21日のWEリーグの理事会後メディアブリーフィングにて、本大会のテレビ放映についてWEリーグとして何かできないかという想いから、クラウドファンディングなども模索していきたいとお伝えしておりました。以降、JFA田嶋会長をはじめ、様々なステークホルダーの皆様とご相談をさせていただいておりましたが、今回NHK、FIFA、JFAのご尽力により、クラウドファンディングという手段をとることなく国内放送が実現するという、最高の形で選手たちを送り出せることとなりました。一番大切にしたかったことは、なでしこジャパン(日本女子代表)の選手全員が少しでも多くの方々に応援されていると感じて大会に挑むことです。それにより、必ず選手たちは一生懸命にプレーする姿をもって、多くの方に勇気や感動を与えてくれることと信じています。改めて関係各所の皆様に心より感謝するとともに、より日本の女子サッカーが高みを目指していけるよう私たちも選手たちを全力でサポートしていきたいと思います」と伝えている。

(取材・文 竹内達也)
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