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岐阜に完勝の昇格組・長崎、5戦ぶり勝利で勝ち点60に到達!

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[10.20 J2第37節 長崎3-0岐阜 長崎県立]

 J2は20日に各地で第37節を行い、プレーオフ圏内の6位にいるV・ファーレン長崎とJ2残留争いの渦中にいる21位のFC岐阜が対戦した。それぞれの目標に向けて勝ち点3の欲しい一戦だったが、ホームの長崎が3-0で勝利を収め、勝ち点を60に伸ばしている。

 この試合に向けて「残り試合も少なくなってきて、下からも追い上げられてきていたので、自分たちもしっかり勝たないといけなかった。ホームだったので絶対に勝つという気持ちで臨みました」と意気込んでいた長崎のMF金久保彩が均衡を破る。岐阜に押し込まれる場面もあった長崎だったが、前半11分にセットプレーの流れからゴール前の混戦にいた金久保が、こぼれて来たボールを確実にゴールに流し込み、先制点を挙げる。

 先制点で流れをつかんだ長崎は、前半22分にもMF幸野志有人が見事なトラップでボールをコントロールし、センターサークル内からの超ロングシュートをゴールマウスに飛ばした。しかし、これはGK高木貴弘が辛うじて枠外へ弾き出した。

 前半の終盤には岐阜の反撃にあった長崎だが、ゴールは許さずに後半に入る。後半17分にはエースのFW佐藤洸一が右サイドからのクロスを右足ボレーで決めて、J2通算50ゴールを達成した。さらに同32分には、PA内でボールを受けた幸野にも21試合ぶりとなるゴールが生まれ、長崎が3-0で快勝している。

 ホーム初ゴールとなる先制点を挙げた金久保は、残り5試合となったリーグ戦について「一戦、一戦、もう落とせない。必死に、長崎全体でひとつになって、頑張りましょう!!」と、笑顔でスタンドに呼びかけた。


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