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女子W杯決勝の雪辱期すアメリカ、ワンバック「明日こそ我々の一夜になる」

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 ロンドン五輪決勝で日本女子代表(なでしこジャパン)と対戦するアメリカ女子代表は決勝前日の8日、ロンドン市内のオリンピックパークで記者会見を行い、ピア・スンドハーゲ監督のほか、FWアビー・ワンバック、FWアレックス・モーガンら5選手が出席した。

 昨年の女子W杯決勝では日本にPK戦の末、敗退。当時のリベンジを誓うアメリカの選手たちの意気込みはひしひしと伝わってきた。背番号10を背負うMFカーリ・ロイドは「我々がナンバー1であることを実証したい」と力説。「明日の試合はW杯の試合とは違う。どの試合も同じものはないし、アメリカのチームも日本のチームも去年とは違う」と強調した。

 五輪で女子サッカーが採用された1996年のアトランタ五輪以降、5大会連続で決勝まで勝ち進んできたアメリカ。04年のアテネ五輪、08年の北京五輪に続く3大会連続4度目の金メダルへの決意には並々ならぬものがある。ワンバックは「W杯では負けたが、今回は勝ちたい。明日こそは我々の一夜になる」と高々と宣言した。打倒・なでしこ。FIFAランキング1位の誇りに懸け、アメリカが全身全霊で日本に立ち向かってくる。

(取材・文 西山紘平)

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