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[CL]ビジャ「ミラン戦と同じミスを犯してはならない」

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は2日、準々決勝第1戦の1日目を行う。バルセロナ(スペイン)のFWダビド・ビジャは敵地でのパリSG(フランス)戦を前に「ミラン戦で犯したのと同じミスを僕らは犯してはならない」と気を引き締めている。

 バルセロナは決勝トーナメント1回戦第1戦でミランと敵地で対戦し、0-2で敗れた。絶体絶命の状況からホームでの第2戦に4-0で大勝し、2試合合計4-2として準々決勝に駒を進めたが、肝を冷やされたのは確かだった。

「ミラン戦で犯したのと同じミスを僕らは犯してはならない。その後、逆転するのは大変なことなのだから。僕らは両方の試合でいい結果を出さなければならない」。ミランとの第2戦で“逆転ゴール”となる3点目を決めたビジャの言葉にも実感がこもる。「このレベルになると、どっちが有利かを言うのは難しい。ここに残っている全チームが、それぞれのメリットで生き残ってきたのだから、どのチームがどこを破って決勝に残ってもおかしくない」と力説した。

 第1戦でアウェーゴールを奪うことでバルサは優位に立つと、ビジャは考えている。「アウェーでゴールを決めるのは大事。もし、バルセロナにメリットがある形で戻れたら、それに越したことはない」。一方、パリSGのFWズラタン・イブラヒモビッチに対しては「彼がツキのある夜を迎えないことを願いつつ、僕らのディフェンスを信じるよ。過去に彼と対戦した経験はすでにあるから」と話していた。

 FWリオネル・メッシとのプレーについては「メッシは僕らの指揮艦だ。メッシが気持ちよくプレーできるよう、僕らはプレーしている。それが最終的には全員のメリットになる」と絶大な信頼を寄せる。

 パリSG戦ではティト・ビラノバ監督もベンチに戻る。「彼が僕らと一緒にいるのを見るのは、喜びだ。彼が僕らのリーダーであり、彼がいるとすべてがシンプルに機能する」と歓迎。「彼がここに健康な状態でいるのを見るのは、僕らにとって幸せなことだ。彼がいてくれることを享受して、ここから後は朗報ばかりになることを願っている」と話した。


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