[5.6 欧州CL準決勝第1戦 バルセロナ 3-0 バイエルン]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は6日、準決勝第1戦を行い、バルセロナ(スペイン)とバイエルン(ドイツ)が対戦。ホームのバルセロナが3-0の完封勝利を収めた。

　試合後、2得点の活躍をみせたFWリオネル・メッシへはチーム内外から賞賛の声が寄せられた。『マルカ』によると、『UEFA TV』のインタビューへ応じたメッシは「ファーストレグでゴールをとれたのはラッキーだったよ。セカンドレグに向けて、とても良い結果を得ることができた。まさに僕らの望んでいるものだった」とコメントした。

　2得点を挙げたが、なかでも後半32分に挙げたゴールが印象に残ったという。後半32分、カウンターでチャンスを迎えると、DFダニエウ・アウベスからのパスを受け、PA外から左足を一閃。ゴールネットを揺らした。メッシはこのシーンについて、「ああいうゴールができたことは喜びだよ。あまり僕らはマークされてなかった。あそこでゴールできたことは大きくチームを勢いづかせてくれた」と振り返る。

　1-0で迎えた後半35分に決めたループシュートについては、「2点目もよくとれた。ボアテングが僕の邪魔をしに来ることはわかっていたから、かわしたんだ」と話した。

　第2戦は12日に行われ、バルセロナは敵地へ乗り込む。メッシは「ドイツはとても難しい相手だ。今回はとても良い結果を得ることができたけど、ここで達成感を味わうのではなく、もっと前に進んでいかなければならない」と表情を緩ませること無く、貪欲に語った。

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