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[CL]「一つになる」ベルナベウで決勝進出を目指すアンチェロッティ 「歴史に名を残すまでもうすぐ」

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 レアル・マドリーは13日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグでユベントスと対戦する。ホームで逆転を目指すカルロ・アンチェロッティ監督は、チームに集中を求め、歴史に名を残したいと意気込んだ。

 アウェーでのファーストレグで1-2と敗れているマドリーは、史上初となる連覇を目標に、イタリア王者を本拠地サンチャゴ・ベルナベウで迎え撃つ。アンチェロッティ監督は前日会見で次のように語った。スペイン『マルカ』や『アス』が伝えている。

「シーズンの重要な瞬間だ。我々は目標にとても近づいているからだ。勝つためにできる限りのことをする。我々は再びファイナルの舞台にたどり着くために戦うよ」

「チームにはインテンシティーを求めている。ミスを犯さないように、しっかりと集中してプレーするようにね。それをできるだけ良い形でやらなければいけない」

 DFセルヒオ・ラモスの中盤起用について、「排除はしない。一つの可能性」と語ったアンチェロッティ監督は、負傷から復帰したFWカリム・ベンゼマについて、このように述べている。

「ベンゼマは100%だ。1か月離脱していたことが私の疑問だ。スタメンかもしれないし、ペースが落ちる後半に彼のクオリティーを生かすかもしれない。彼はより効率的な試合をする可能性を与えてくれる」

 週末のバレンシア戦で引き分けたマドリーは、GKイケル・カシージャスがブーイングされて苛立ちを見せたことが騒がれた。アンチェロッティ監督はブーイングについて、次のように語った。

「ブーイングされれば怒るものだが、カシージャスにはそれに影響されないだけの経験があると思う。逆にさらなるモチベーションとなるはずだ。ブーイングを理解できるときもある。良いプレーをしなければね。でも、イケルのケースは、以前のクリスティアーノ(・ロナウド)と同様に理解できないものだ」

「カシージャスの移籍の可能性? 彼は何度も残りたいと言ってきた。監督とチームメート、そしてクラブは、彼を信頼している。それは保証だよ。だが、それぞれが個人的に決めることだ」

 いずれにしても、アンチェロッティ監督はユーベ戦でベルナベウが一つにまとまるはずだと述べている。

「水曜は違うはずだ。いかに重要な試合か、観客たちも分かっている。マドリーのファンは一つになるはずだ」

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