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マタにPK委ねたファン・ハール「決定権は私にある」、スモーリングを賞賛

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は30日、グループリーグ第2節1日目を各地で行った。B組のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はホームでボルフスブルク(ドイツ)と対戦し、2-1で逆転勝利をおさめた。試合後、ルイス・ファン・ハール監督のコメントを英『スカイスポーツ』が伝えている。

 「欧州のトップへ立つために、我々は地に足をつけ、多くの部分で改善を続けていく必要がある」と話したファン・ハールは「ボルフスブルクを打ち負かすことができて、とても幸せだし、選手たちには非常に満足している。しかし後半のパフォーマンスについては改善すべぎところがあるだろう。選手たちにはそう伝えた」と話した。

 また指揮官は、同点弾となったPKを決め、決勝点をアシストしたMFフアン・マタについて問われると「私は選手個々のパフォーマンスに話すことはしないのだが、私は今日よりも良いパフォーマンスをするマタをこれまで見てきた」と言い、「私は一人の監督として、君たちの言うとおり、彼(マタ)のプレーは素晴らしかったと話すこともできるが、私はそうは思わない」とキッパリと述べた。

 PKのシーンではFWウェイン・ルーニーが蹴るかに思われたが、キッカーを務めたのはマタだった。これについては「私は選手たちと常にコミュニケーションをとっている。しかし決定権を持っているのは私なんだ」と言い切っている。

 期待の裏返しかマタを賞賛することはしなかった指揮官だが、決勝点を挙げたDFクリス・スモーリングに対しては「私が思うに彼は素晴らしい試合をみせた。素晴らしい守備はもちろん、彼が決めた得点は傑出していたね」と褒め称えている。

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