バイエルンは24日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループF第5節でオリンピアコスをホームに迎える。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、ターンオーバーの可能性を示唆した。

　昨季スポルティングを率いたポルトガル人のマルコ・シルバ監督が指揮を執るオリンピアコスは、バイエルンに敗れはしたものの、今季の公式戦でその他のCL戦とリーグ戦は全勝中だ。そんな相手についてグアルディオラ監督は会見で「優れているチームであることを我々は知っている」と意識を強め、以下のように続けた。

「最初の対戦で(3-0と)勝利を収めてから、誰もが簡単だったと言った。だが、それは事実ではない。彼らはここ数年、非常にバランスの取れたプレーを見せ続けている。明日は我々にとって一つのファイナルだ。グループステージ優勝を懸けて戦う」

　グアルディオラ監督は、今月7日にシュツットガルト戦に途中出場し、長期離脱からの復帰を果たしたDFホルガー・バドシュトゥバーの先発復帰を検討しているようだ。

「彼をメンバーに含めているよ。痛みなしで練習し、プレーできているからね。それが一番大事だ。誰を先発させるかに関しては明日に決める。私がニューヨークにいた頃、彼はユップ・ハインケス(前監督)の下で左サイドバックもこなしていたね。だが長い間離脱していたし、私は彼をCBとして考えている」

　また、ドイツ『AZ』によれば、カタルーニャ出身の指揮官はバイエルンではこれまで公式戦128試合中127試合では2戦連続で同じスターティングメンバーを起用しなかったという。オリンピアコス戦に向けても多少のターンオーバーが予想される中、同監督は自身の考えを次のように述べた。

「調和、それぞれのコンディション、メンタルに関してはそうすることがベスト。私は選手全員に出場時間を与えることを好むんだ。もちろん、あるプレーヤーはほかより多くの時間をピッチに立つことになるけどね」

「毎週のように選手にプレーさせない理由をそれぞれ説明するには時間が足りない。だがプレーさせなかったからといって、私がその選手を好んでいないことを意味しない。選手たちはそのことは分かっている」

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