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[EL]マンU戦へ燃えるクロップ「すべての人々にとって刺激的なカード」

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 10日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦ファーストレグで、リバプールマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。注目のプレミア対決を前に、ユルゲン・クロップ監督は目の前の試合に集中したい考えを示した。

 プレミアリーグではリバプールが7位、ユナイテッドは6位で、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られるトップ4は微妙な状況になっている。ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は以前、CL出場権を獲得するためには、ELで優勝するのが近道とコメントしており、このリバプール戦を「これまでより重要な試合」と位置付けている。

 しかし、クロップ監督は違うスタンスで臨むことを強調した。試合前日の会見で次のように語っている。

「CLの出場権を得るために、我々がELを利用できると考えなければならないとは思わない。プレミアリーグとELを同時に戦うのは難しいよ。プレミアリーグはすべてのチームと対戦する。ヨーロッパリーグはクオリティーの高いチームが多く参加しているので、次のラウンドに進むのは簡単ではない」

「決勝のことは考えず、次のラウンドに進むことが、目標としては十分だ。まずはユナイテッド戦だよ。目標として十分に大きいし、集中することは簡単だよ」

 クロップ監督は、欧州の舞台でユナイテッドと激突することを喜んでいる。また、ドルトムントの監督時代に、バイエルンシャルケなどとしのぎを削ったライバル関係を、現在のユナイテッドとの関係に置き換えているようだ。

「この対戦が決まったとき、本当にうれしかったよ。簡単な相手だからではなく、すべての人々にとって刺激的なカードになったからだ。素晴らしいトーナメントの舞台だからね」

「私がフットボールを愛している理由が、これだ。世界中のあらゆる地域で、このようなビッグマッチが行われる。リバプール対ユナイテッドは、その中でも最高の戦いの1つだね。多くのファンがスタジアムに来るだろう。我々はライバル関係を楽しみつつ、彼らのために戦うよ」

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