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[関西]関学大3連勝で首位堅持、大産大が2部降格決定も残留争いは大接戦:後期第8節

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大阪産業大の2部降格が決まった

 関西学生サッカーリーグは29日と30日に後期第8節を行った。

 首位の関西学院大京都産業大との打ち合いを4-3で制した。名古屋グランパスへの入団を内定させる3年生MF倍井謙(名古屋U-18)が2ゴールを決める活躍。終盤に京産大もDF西矢慎平(3年=神戸弘陵高)の連続ゴールで詰め寄ったが、あと一歩届かず、インカレ出場ラインが遠のいた。関学大は3連勝。

 勝ち点4差で追う2位の大阪体育大関西大に0-1で敗戦。前半6分にFW久乗聖亜(4年=東山高)が決めた得点が決勝点になった。大体大と同勝ち点で並んでいた3位の阪南大は同志社大に1-0で勝利。後半28分にセットプレーからDF高田椋汰(4年=日章学園高)が頭で決めた得点を守り抜いた。順位は逆転し、阪南大が2位に浮上。大体大は首位と7差の3位となった。

 4位のびわこ成蹊スポーツ大甲南大と2-2でドロー。前半で2点のビハインドを背負うが、後半にMF石橋克之(3年=立正大淞南高)とMF泉柊椰(4年=神戸U-18/神戸内定)がゴールネットを揺らし、引き分けに持ち込んだ。しかし5位の関大が勝利したことで、勝ち点差は2に詰まった。

 残留争いでは12位の最下位に沈む大阪産業大が、関西福祉大に1-2で敗戦。後半22分にMF日野拓哉(4年=東福岡高)のゴールで先制したが、終盤の2失点で逆転負けを喫した。この結果、1年での2部リーグ降格が決定した。

 もう一つの降格圏である11位の大阪学院大は、立命館大に2-0で快勝。立命大に勝ち点1差に詰め寄る大きな勝ち点3を手にした。下位は8位の同志社大から11位の大院大まで、勝ち点2差に4チームがひしめく接戦になっている。

 次節の後期第9節は11月5日と6日に行う。

【第19節】
(10月29日)
関西学院大 4-3 京都産業大
[関]山田剛綺(41分)、倍井謙2(42分、46分)、長尾優斗(76分)
[京]食野壮磨(16分)、西矢慎平2(83分、90分+3)

大阪体育大 0-1 関西大
[関]久乗聖亜(6分)

阪南大 1-0 同志社大
[阪]高田椋汰(73分)

びわこ成蹊スポーツ大 2-2 甲南大
[び]石橋克之(53分)、泉柊椰(85分)
[甲]竹村翼(8分)、久保勇大(32分)

立命館大 0-2 大阪学院大
[大]國分龍司(21分)、関俊哉(33分)

関西福祉大 2-1 大阪産業大
[関]谷本駿介(85分)、鄭健司(90分+1)
[大]日野拓哉(67分)
●第100回関西学生L特集

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