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レギュラー奪取に意気込む香川「これから『すごい勝負』が待っている」

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 マンチェスター・Uに所属する日本代表MF香川真司が2日、『初ツアーを終えて!』と題したブログを更新。充実のツアーを振り返るとともに、今後への意気込みを綴っている。

 香川は7月中旬から行われたマンUのプレシーズンツアーで3試合すべてに出場した。7月25日の上海申花とのプレシーズンマッチでは後半23分に移籍後初ゴールとなる決勝点を奪い、見事マンオブザマッチに選出される活躍を見せた。「ツアーでは毎日が新しいことの吸収でした」と語る香川は、ツアーを次のように振り返っている。

「サッカーチームとしてのマンチェスター・ユナイテッドだけではなく、チームとしての仕組み、スタイルといったサッカー以外の部分も見ることができた気がします。今回は南アフリカと中国というお互いに遠く離れた国を訪れましたが、どちらの国・都市においてもサポーターの歓喜に包まれていました。また、チームや選手を取り囲むセキュリティの規模を見ても、文字通り『誰もが知る、世界的なビッグクラブ』なんだなぁと、改めてチームの一員となり体で実感しました」

 ゴールという結果を残したことにより、チーム内での香川の評価はうなぎのぼりだ。アレックス・ファーガソン監督も上海申花との試合後には「MOMは当然だ」と香川の活躍を手放しに喜んでいた。だが自身は手ごたえをつかみつつも"これから"を強調する。

「上海でのゴールは親善試合でのゴールでしたが、目に見える結果を出せたという意味では良かったと思いますし、プレシーズンに向けて励みになりました。今後は練習を重ね、プレミアリーグやヨーロッパのチームを相手に、ゴールを決めていくことができればと思います」

 マンチェスター・Uは今後、5日にバレレンガ(ノルウェー)、8日にバルセロナ(スペイン)、11日にハノーファー(ドイツ)とのプレシーズンマッチを予定している。

「これから『すごい勝負』が待っています」

 5日からの欧州ツアーには南アフリカ・中国ツアーには帯同していなかったFWウェイン・ルーニーら主力も合流する予定。世界最高峰のリーグ、世界最高峰のチームでのレギュラー奪取へ向け意気込んでいる。

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