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リバプール:「戦力的な理由からL・スアレスは売らない」

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オーナーが明言 オファーの金額は無関係?

 リバプールのオーナー、ジョン・W・ヘンリー氏が、FWルイス・スアレスの残留を強調した。同氏は金銭的な理由ではなく、戦力面の理由から、アーセナルをはじめとするライバルにL・スアレスを売却することはできないと話している。

 L・スアレスは先日、クラブからチャンピオンズリーグ(CL)に出場できなければ移籍を認めるという約束をされたものの、これが守られていないと主張。改めて移籍を望んでいると明かした。だが、ブレンダン・ロジャース監督は約束の存在を否定し、L・スアレスの発言はクラブへの敬意を欠いていると批判。同選手をトップチームの練習から外している。

 4000万1ポンドのオファーを出したアーセナルへの移籍が注目されているL・スアレスについて、ヘンリー氏は次のように売却を否定した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

「我々はルイスを売らない。今年の我々は欧州カップ戦に出場せず、CLにはしばらく出ていない。そういったポジションにいるライバルたちに売るのは、バカげているよ。リバプールは欧州の舞台で戦う必要がある。CLに出る必要がある。それがリバプールだ」

 ヘンリー氏は、オファーの金額が問題ではなく、代役を探すことができないことが理由だと話している。

「どんなオファーであっても、アーセナルに売ることはない。そうはっきりさせておく。スタン(大株主のクロエンケ氏)には言っていないが、イバン・ガジディスCEOとは個人的に話し、売らないと伝えた。国外クラブであっても売らない。代役を獲得する時間がないからだ」

「金銭的なことではなく、サッカー面での理由からだよ。これほど遅くなっては、誰もがすでに動いた後か、動かないかという状態だ。その段階で我々が彼の代役を探すことはできない。だから、サッカー面での理由から、我々が彼を売ることはできないんだ。特にアーセナルにはね」

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