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ファルカオ:「望みがわずかだとしても…」

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手術完了、リハビリ開始へ

 モナコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、ブラジル・ワールドカップ(W杯)に向けた負傷からの復帰を決してあきらめてはいない。望みを捨てることなくリハビリに臨む意気込みを語った。
 
 ファルカオは22日に行われたクープ・ドゥ・フランスの試合で左ひざの前十字じん帯を負傷。25日に行われた手術は無事成功したが、通常であれば復帰まで半年以上を要する負傷であり、6月から開催されるW杯に間に合わせることは難しいかもしれない。

 だが、ファルカオ本人は決してW杯出場をあきらめはしないと強く語った。手術の行われたポルトの病院で開かれた会見での言葉を各国メディアが伝えている。

「重傷を負って、W杯参加の望みがわずかでしかないと最初に聞かされたときには、その可能性が10%でも20%でも50%でも構わないと思った。そのチャンスに賭けたいという思いだった」

「僕はそう望んでいる。その夢を持って、毎日頑張っていくつもりだ。感情の状態にも大きく関係することだ。毎日うまくやっていくことができると思っている」

 だが、復帰を焦って回復の過程を急ぎすぎてしまうわけにはいかない。

「どの段階も飛ばすことはできない。良いリハビリのための回復の段階を守ることが何より大事だ。自分自身に対しても、自分のひざの回復力に対してもプレッシャーをかけることはない」

「時間が味方をしてくれないことは明白だけど、可能性はあると思う。そこに希望を見出している。2か月、3か月、4か月という時間は考えないようにして、1日1日に集中していくつもりだ」

 ファルカオは早ければ28日に退院し、今後3週間ほどポルトでリハビリを行った後、モナコに戻る予定とのことだ。
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