[2.12 コパ・デル・レイ準決勝第2戦 ソシエダ1-1バルセロナ]

　コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)は12日、準決勝第2戦を行った。バルセロナは敵地でソシエダと1-1で引き分けたが、2試合合計3-1となり、2シーズンぶりの決勝進出を決めた。決勝ではレアル・マドリーと対戦する。

　ホームでの第1戦を2-0で先勝してきたバルセロナは前半27分、相手のパスミスを奪ったFWリオネル・メッシがハーフウェーライン付近から一気にドリブルで駆け上がり、そのまま左足でミドルシュート。GKの手を弾いたボールはゴール右隅に吸い込まれ、先制点となった。

　2戦合計3-0とし、決勝進出を決定的なものとしたバルセロナに対し、ソシエダも反撃に出るが、後半10分のMFカルロス・ベラの左足ミドルはクロスバーを直撃。一方、追加点を狙うバルセロナも後半11分、メッシ、MFセスク・ファブレガスが立て続けにシュートを放つが、GKの連続セーブに阻まれた。

　バルセロナは後半31分、DFダニエウ・アウベスがメッシとのワンツーでPA内に切れ込み、決定機を迎えるが、シュートはGKエニャウ・スビカライがビッグセーブ。2点目を奪うことができず、逆にソシエダは後半42分にFWアントワーヌ・グリエスマンのゴールで同点に追いついた。

　試合はこのまま1-1で終了。引き分けに終わったバルセロナだが、2試合合計スコア3-1により決勝へ駒を進めることになった。決勝の相手はリーガでも優勝を争うレアル。コパ・デル・レイ決勝でのクラシコは10-11シーズン以来、3年ぶりとなる。

■準決勝
▽第1戦
(2月5日)
R・マドリー 3-0 A・マドリー
バルセロナ 2-0 ソシエダ

▽第2戦
(2月11日)
A・マドリー 0-2 R・マドリー☆
※2戦合計5-0でR・マドリーが決勝進出

(2月12日)
ソシエダ 1-1 バルセロナ☆
※2戦合計3-1でバルセロナが決勝進出

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