[3.29 リーガ・エスパニョーラ第31節 R・マドリー5-0ラージョ]

　リーガ・エスパニョーラは29日、第31節を行い、3位レアル・マドリーはホームでラージョと対戦し、5-0で大勝した。連敗を2で止め、3試合ぶりの白星。4月2日の欧州CL準々決勝第1戦・ドルトムント戦を前に、ゴールラッシュで嫌な流れを断ち切った。

　レアルは前半15分、FWクリスティアーノ・ロナウドのスルーパスからMFガレス・ベイルが右サイドのスペースに飛び出す。ベイルがドリブルで運びながら中央に戻すと、全速力で走り込んできたC・ロナウドがワンツーの形でパスを受け、そのままPA内に抜け出した。GKとの1対1から右足でゴール左隅に流し込む先制点。幸先よくリードを奪った。

　その後はラージョの反撃に遭う時間もあったが、前半を1-0で折り返すと、後半10分、C・ロナウドのパスからDFダニエル・カルバハルが左足で追加点。同23分にはC・ロナウドのスルーパスに抜け出したMFアンヘル・ディ・マリアの折り返しをベイルが押し込み、3-0と突き放した。

　後半25分には相手のCKからボールを奪ったベイルがそのままドリブルで駆け上がる。自陣からドリブルで独走。俊足を飛ばし、DFをかわしてGKとの1対1へ持ち込み、そのまま左足で自身2得点目を奪った。同33分にもFWアルバロ・モラタがダメ押しゴールを決め、5-0で圧勝した。

　23日のバルセロナ戦(3-4)、26日のセビージャ戦(1-2)と連敗し、首位から3位に後退したレアル。3試合ぶりの白星で連敗を止めた。今節は首位アトレティコ・マドリー、2位バルセロナも勝利。勝ち点76のアトレティコ、同75のバルセロナ、同73のレアルと、3チームが勝ち点3差にひしめく混戦が続いている。

---

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集