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サネッティに捧げた勝利、背番号4は永久欠番に?

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[5.10 セリエA第37節 インテル4-1ラツィオ]

 セリエAは10日、第37節を行い、DF長友佑都の所属するインテルはホームでラツィオと対戦し、4-1で勝利した。3-1の後半7分からは今季限りでの現役引退を表明したDFハビエル・サネッティが途中出場。ワルテル・マッツァーリ監督は「この勝利は彼に捧げたい」と話し、ホーム最終戦を終えたキャプテンの功績をあらためて称えた。

 指揮官はクラブの公式サイトで「ハビエル(・サネッティ)のためにも、この試合がこういう結末になって良かった」と振り返り、「選手たちには『キャプテンのために良い勝利を手にして盛大なフェスタにしよう』と言ってあった。彼は参考にすべき手本だ。私はシーズン中、若手にサネッティを見習うようにと何度も言ったんだ」と明かした。

 指揮官だけでなく、クラブ首脳もレジェンドに対する称賛を惜しまなかった。試合前、「サネッティはフロントの一員になる」と明言したエリック・トヒル会長は背番号4を永久欠番とする可能性についても「私とモラッティと幹部で話し合って検討するつもりだ。その可能性はある」と言及した。

 マッシモ・モラッティ名誉会長も、試合後のセレモニーで感謝と賛辞を送った。

「彼はインテルにやって来たその日からこのユニフォームを尊重し、我々にインテリスタであることを誇りに感じさせてくれた存在だ。彼と一緒に、我々は数々の、いや、すべてのタイトルを手にした。彼は我々の愛情に値する存在であり、いつまでも我々の記憶に残る存在だ」


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