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アンチェロッティ:「カシージャスのミスは片手で数えるほど」

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スペイン代表GKへの信頼は揺るがず

 レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督は、低調なパフォーマンスでファンから批判を浴びるスペイン代表GKイケル・カシージャスを擁護している。

 カシージャスは、スペイン代表として臨んだEURO2016予選グループC第2節スロバキア戦で失点に絡むミスを犯し、続く第3節ではGKダビド・デ・ヘアに先発の座を譲った。

 以前ならなかったようなミスを繰り返すカシージャスに対しては、ファンからの批判が絶えない。だが、アンチェロッティ監督はスペイン『カデナ・コペ』で信頼が揺らぐことはないと主張している。

「ゴールマウスに議論はない。私はカシージャスを非常に信頼している。彼は難しい時期を過ごしたが、精神的にタフで、強い個性を持っている。彼のミスは片手で数えられるほどだよ。今回のスペイン戦、リスボンでのチャンピオンズリーグ決勝...。改めて討論を始める必要はないね」

「ブーイングのための、ブーイング。これは良くないだろう。私はマドリーの勝利のために全力を出し尽くす選手を起用するので、カシージャスが出場している。彼はマドリーのゴールマウスにふさわしい選手だ」

 今季のマドリーは、セットプレーからの失点が多くなっている。

「コーナーキックからの失点はGKの責任ではない。我々はやり方を変えたんだ。クリスティアーノ(・ロナウド)と(カリム・)ベンゼマの2選手をゾーンで置き、ほかの5選手がマークにつく。それでも、我々は高身長の選手が多いチームではない」

 低パフォーマンスが続くカシージャスの代役に、マドリーがデ・ヘア獲得を画策しているとの噂もある。

「(スペイン代表とは)異なる状況だ。その話はレアル・マドリーでは役に立たない。その一方で私はケイロルのモチベーションを保ちたいと考えている。しかし、カシージャスは良いプレーをしているよ。我々の失点は多いが、彼のせいではない。彼に対する信頼があり、今後もプレーするだろう」

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