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ローマ、またドロー…キエーボとスコアレスで4戦連続引き分け

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 8日に行われたセリエA第26節、キエーボ対ローマの一戦は、0-0の引き分けに終わった。

 2015年に入って引き分け地獄に陥っているローマは、前節ユベントス戦もドローで、首位との差を縮めることに失敗した。3位ナポリの足音が少しずつ大きくなる中、残留争いを強いられることになりそうな16位キエーボと対戦だ。

 ローマは再び右サイドバックにフロレンツィを起用。中盤にはパレデスが入る。前線には、トッティ、ジェルビーニョと並んで、イトゥルベが先発になった。

 立ち上がりはイトゥルベにチャンスが訪れるなど、ローマが悪くないスタートを切ったように見えたが、よりゴールに近づいたのはキエーボだった。縦に素早い攻撃でローマの守備の裏を突くと、パロスキらのチャンスになる。だが、リーグ最少得点チームは決めきれない。

 16分にマッティエッロが負傷したキエーボは、ビルサを投入して早い時間に交代カードを切らなければいけなくなった。

 前半の終盤は、どちらにも決定機があったが、ゴールネットは揺れず。0-0で折り返す。

 後半に入ると、キエーボが押し込む時間が続いた。左サイドからのクロスにビルサがフリーで合わせる決定的なシーンもあったが、枠をとらえることができない。

 流れが良くないローマは、60分に2枚がえ。トッティとパレデスが下がり、リャイッチとヴェルデが投入される。一方のキエーボは、65分にパロスキが下がり、メッジョリーニがイン。異なる形でゴールを目指した。

 78分、ローマは自陣でボールを奪い、タッチラインを割りそうになったボールをイトゥルベがギリギリで残して縦に蹴った。キエーボ守備陣は虚を突かれた形になってボールが裏に出る。だが、ヴェルデはボールコントロールがうまくいかず、一度スピードを落とすことになり、相手に戻る時間を与えてしまった。

 終盤はジェルビーニョがペナルティーエリア内で仕掛けて転倒し、ファウルをアピールする場面もあったがノーホイッスル。結局、最後までゴールは生まれず、0-0の引き分けに終わった。

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