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[EURO予選]スペイン、モラタの代表初ゴールでウクライナを沈める

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 27日に行われたEURO2016予選グループC第5節、スペイン対ウクライナの一戦は、ホームのスペインが1-0で勝利している。

 スペインはイスコとイニエスタが初めて先発で同時にピッチに立った。1トップにはモラタを起用。また、2005年3月26日に代表デビューを果たして前日に代表10年目を迎えたS・ラモスが、スターティングメンバーに名を連ねて125試合出場を達成している。

 スペインは4分、イスコが中盤を突破してイニエスタにパスを送る。ワンタッチで前方に出したボールがシルバに渡り、シルバがグラウンダーのクロス。モラタに届く寸前にウクライナDFのクリアに遭うも、良い形をつくる。さらに8分、イニエスタのスルーパスを受けたモラタがシュート。しかし、これは左に外れた。

 16分にコケのミドルシュートで再びウクライナゴールを脅かしたスペインは、28分に均衡を破る。中盤でイニエスタがコケに縦パスを入れると、そこからコケのワンタッチパスがモラタに通る。モラタは巧みにウクライナDFをブロックしながらシュートを放ち、A代表初ゴールとなる得点を挙げた。

 なおも攻めるスペインは40分、シルバの蹴ったCKにS・ラモスが合わせ、バー直撃のヘディングシュートを打つ。だが、前半のうちにウクライナを仕留めることはできず。試合は後半へ向かう。

 後半はウクライナがカウンターとセットプレーからチャンスをつくり出していく。49分のFKはカシージャスの好セーブに阻まれるも、67分に速攻から左サイドを完全に崩して最後はロタンがフリーで左足のシュートを放つ。しかしながら、ここでもカシージャスがウクライナ攻撃陣の前に立ちはだかった。

 スペインは65分、モラタに代えてペドロを投入する。シルバを最前線に上げてゼロトップにシステムを変更。攻撃に変化をつけようと試みる。

 それでもなかなか流れをつかめないスペインに、77分アクシデントが発生する。アルバが右足の内転筋付近を痛めて交代を要求。ベルナトが急きょピッチに送り込まれた。

 結局ウクライナにそれ以上のチャンスは訪れず。負傷やバーに嫌われる不運もあったスペインだが、ウクライナを最後まで無失点に抑え、ホームで完勝している。

 同日に行われたそのほかの試合、スロバキア対ルクセンブルクの一戦は、ホームのスロバキアが3-0で勝利した。この結果、グループCはスロバキアが勝ち点15で首位に立っている。スペインが勝ち点3差で2位につけ、スペインに敗戦したウクライナが勝ち点9で3位に位置している。

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