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ブンデスリーガ得点王はすでに決定?トップ3は全員離脱

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 ブンデスリーガの得点王レースは4試合を残す時点で、すでに決着しているのかもしれない。1~3位にランクインしている選手たちが全員離脱しているからだ。

 現在、19ゴールで首位の座を占めているのはフランクフルトFWアレクサンダー・マイヤー。手術を受けたため、第28節以降離脱し、復帰時期は来季までずれ込む可能性があると伝えられている。

 2点差で追走するバイエルンFWアリエン・ロッベン、昨季得点王で今季は現在3位につけるFWロベルト・レバンドフスキ(16ゴール)はともに28日のDFBポカール準決勝ドルトムント戦で負傷した。ロッベンは今季中の復帰が見込めないと発表されている。

 一方、5月6日のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグ・バルセロナ戦での復帰を目指すレワンドフスキだが、国内リーグ戦では少なくとも1試合に欠場すると見られる。またバイエルンの優勝が決まっているだけに、消化試合となるリーグ戦では負傷を考慮して温存される可能性がありそうだ。

 こうなると得点王獲得が濃厚とみられるマイヤーは、ドイツ『ビルト』で個人タイトルをめぐるライバルの離脱について、「自分もケガはどれほど辛いか分かっている。サッカー選手としては起き得る中で最悪な出来事だよ」と同情のコメント。「僕らはピッチでこの競争を決めることを望んでいたよ。とにかく彼らのケガが治るように祈る」と続けた。

 また得点王ランキングでは、4位にドルトムントFWピエール・エメリク・オーバメヤン(14ゴール)、5位タイにはボルフスブルクFWバス・ドストブレーメンFWフランコ・ディ・サント(各13ゴール)が並んでいる。終盤戦で1試合1ゴール以上のペースで決め続けない限り上位には切り込めず、マイヤーが得点王に向けて優位に立っている。

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