[5.3 プレミアリーグ第35節 チェルシー1-0クリスタル・パレス]

　プレミアリーグは3日、第35節を行った。チェルシーはホームでクリスタル・パレスと対戦し、1-0で勝利した。この結果、チェルシーは5シーズンぶり5度目のリーグ制覇を達成した。

　ジョゼ・モウリーニョ監督が公式サイトによると、「クリスタル・パレスもまるで大一番かのような戦いぶりだった」と語るように、チェルシーはなかなか得点を挙げられず苦戦を強いられた。それでも前半43分、チェルシーが均衡を破った。

　左サイドのMFエデン・アザールがMFウィリアンとのパス交換からPA左に侵入すると、MFジェームズ・マッカーサーに倒され、PKを獲得。アザールが蹴ったPKはコースが甘く、GKフリアン・スペローニに止められるが、こぼれ球をアザールが頭で押し込み、チェルシーが先制。これが決勝点となり、チェルシーが1-0で勝利した。

　再任2シーズン目でプレミアの覇権奪回を果たしたモウリーニョ監督は、2004-05、2005-06シーズンで2連覇して以来、3度目のリーグ制覇。今シーズンは、UEFAチャンピオンズリーグとFA杯のタイトルは逃したものの、キャピタル・ワン杯を制しており、2冠達成となった。

「一生懸命戦ってのチャンピオンだ。ふさわしいと感じるのも無理はない。最高の気分だよ」と喜びを語るモウリーニョ監督。「選手たちもいい気分だろう。ふさわしい結果だ。もうリラックスしてもいい」と選手たちの労をねぎらった。

「開幕戦からフットボールに必要な要素全てを出し切ってきた。素晴らしい攻撃に、素晴らしい支配力。ボールポゼッションのコントロール。わざとボールを持たせて、しっかり守りきったこともある。だからこそ我々はチャンピオンになれたし、チャンピオンにふさわしいんだ。誰もが認めるはずだよ」

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