ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは19日、夏のマーケットでミランが「素晴らしい補強」をすると語った。フィリッポ・インザーギ監督の去就についてはコメントを避けている。

　シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が投資グループと一部株式の売却を交渉しているミラン。ガッリアーニCEOはイベントで、夏の補強について次のように語った。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『スカイ・スポーツ』が報じている。

「ベルルスコーニ会長はとても意欲的で、次のマーケットで補強をしようとしっかり考えている。すごく苦しんで、ミランを我々のレベルに戻すためだ。素晴らしい補強になるだろう。会長はミランをよりイタリア人選手が多いチームにするだろうね」

　ミランはシーズン終了後にインザーギ監督を解任し、新たな指揮官を招へいすると言われている。『ガゼッタ』は19日、セビージャのウナイ・エメリ監督やイタリア代表のアントニオ・コンテ監督、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督らが候補だと伝えた。

「インザーギで今シーズンを終えることは、ずっと言ってきたはずだ。将来については、様子を見よう。あと12日ある。6月1日に決定をし、何をするべきかを見ていく」

「エメリはセビージャの監督だ。コンテのパートタイム?　その質問には答えない。アンチェロッティとのコンタクト?　私はいつも彼と連絡を取っている。元ミランの監督たちは常に連絡しているよ。(アッリーゴ・)サッキも、(ファビオ・)カペッロも、(マッシミリアーノ・)アッレグリもね。(ロベルト・)ドナドーニとは少ない。(ビンチェンツォ・)モンテッラ?　彼は元ミランの監督じゃない」

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