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マドリーとの契約交渉が難航するS・ラモス 「ベイルと同等」の評価を望むが…

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 レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスは、クラブとの契約延長に向けた交渉が難航していることで、この夏の移籍の可能性も取りざたされている。スペイン『マルカ』は、S・ラモスの要求する年俸とクラブの提示額には250万ユーロの開きがあり、現時点では合意は難しいと伝えた。

『マルカ』によれば、S・ラモス側は年俸1000万ユーロを要求。FWクリスティアーノ・ロナウドには届かないまでも、MFガレス・ベイルと同等の条件まで引き上げることを望んでいるという。これに対しフロレンティーノ・ペレス会長側の提示は最大750万ユーロにとどまると見られている。

 クラブはスポーツ面でS・ラモスの価値がベイルやC・ロナウドと同等だと評価しながらも、クラブにマーケティング収入などをもたらすイメージ面では両者に及ばず、同等の年俸を支払うことはできないと考えているという。

 一方、『ムンド・デポルティボ』は現在のS・ラモスの年俸が550万ユーロだとした上で、マドリーのチーム内で7番目の金額にとどまっていると伝えている。C・ロナウド(1700万)、ベイル(1100万)、カリム・ベンゼマ(800万)、イケル・カシージャス(750万)、ハメス・ロドリゲス、トニ・クロース(ともに600万)がS・ラモスを上回っているとのことだ。

 契約交渉の難航そのものに加え、交渉に関する情報がクラブから漏れることで、「守銭奴」との扱いを受けることに怒りを覚えているとも言われるS・ラモス。マンチェスター・ユナイテッドからの関心などが取りざたされるが、一連の騒動はどのような結末を迎えるのだろうか。


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