beacon

PSG、守護神トラップのミスで白星逃す カバーニ2発も逃げ切れず

このエントリーをはてなブックマークに追加

 11日に行われたリーグアン第5節、パリSG対ボルドーの一戦は、2-2のドローに終わった。

 イブラヒモビッチやパストーレが不在のPSGは、27分に相手のミスから先制点を奪う。ベッラッティが浮き球で前方にパスを出すと、ボルドーGKカラッソがこれを楽々とキャッチしたかに思われたが、ファンブルしてしまう。こぼれたボールを拾ったカバーニが押し込み、PSGが均衡を破った。

 ところが、PSGはすぐに同点に追いつかれてしまう。31分、ボルドーのCKの場面で、ニアに飛び込んだセベが頭で軽く触れると、ボールはGKトラップを“直撃”。トラップがこれをはじき出せず、ボールはそのままゴールに沈んだ。

 今季のリーグアンで初となる失点を喫したPSGだが、即座にリードを奪い返す。34分、ゴール正面やや左の位置でFKを得ると、カバーニがこれを直接決めて2-1とした。

 42分にはスルーパスからディ・マリアが決定機を迎えるが、シュートはカラッソに阻まれる。それでも、PSGは1点のリードを手にして前半を終えた。

 後半も終盤に差し掛かり、77分にPSGは数的アドバンテージも手にする。サベがルーカスへのファウルで2枚目のイエローカードをもらい、ボルドーが10人となった。

 ところが、数的優位に立ったPSGは、1点のリードを守れなかった。79分、トラップのミスから同点弾を許してしまう。何でもないバックパスを受けたトラップだったが、クリアしようとする前に、素早く詰めてきたカズリのプレッシャーに遭ってボールロスト。カズリに決定的なゴールを許した。

 すでに3人の交代枠を使っていたPSGは、再び勝ち越すことができず。開幕からの連勝は4で止まった。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP