サンパウロに所属するFWアレシャンドレ・パトが、移籍市場の最終日にマンチェスター・ユナイテッドから獲得の打診があったと明かした。

　過去にミランなどで活躍したパトは、この夏にヨーロッパに戻ってくる可能性がささやかれていた。トッテナム行きなどが話題になっていたが、結局は実現していない。

　パトがユナイテッドからの関心を耳にしたのは、移籍市場が閉まった後のことだったそうだ。ブラジルのテレビ『SporTV』で、同選手がこのように述べた。

「移籍市場閉鎖の2時間前にマンチェスター・ユナイテッドからのオファーが届いた。でも、僕がそのことを聞いたのは、すべて終わった後のことだったよ。僕は今、ここでのことに集中している」

　今後については、「考えている」と語るパト。将来はまだはっきりしないようだ。

「シーズンの終了まであと数カ月だ。でも、僕はサンパウロのことに集中して努力している。家族と一緒に将来のことを話しているよ。自分で決められるなら、サンパウロに残りたい。ただ、僕だけで決まることじゃないね。僕はプロだ。常に集中していなければいけないね」

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