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ブッフォン:「スクデットを話している場合じゃない」

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 ユベントスのキャプテンを務めるGKジャンルイジ・ブッフォンが、今は順位表を忘れ、スクデット5連覇を考えず、順位を上げていかなければいけないと強調した。

 開幕から不振が続くイタリア王者は、6試合を終えてわずか1勝しか挙げられず、下位で苦しんでいる。目標だった5連覇の夢が遠ざかっているところだ。

 ブッフォンはイタリア『スカイ・スポーツ』で、目の前のことに集中しなければいけないと述べた。

「スクデット? 今は、その話を保留にすべきだろう。トップとの差があまりに大きい。僕らは小さな問題を解決しなければいけないんだ。そして、順位表を見るのは2、3か月後にしなければいけない」

 ユベントスの不振は、MFアンドレア・ピルロ、FWカルロス・テベス、MFアルトゥーロ・ビダルの主力3選手がそろって退団したことが原因との声もある。だが、ブッフォンは次のように述べた。

「それは的外れだ。自分たちが改善しなければいけないことに集中しなければならない。理由はいろいろあると思う。でも、言い訳はしてはいけない。一部の選手が去ったことも同じだ」

「ユーヴェの歴史は、勝利の歴史だ。ブッフォンがいなくても、ビダルがいなくても、(アントニオ・)コンテがいなくても、ピルロがいなくても、ユーヴェは勝ってきた。そして勝ち続ける。ナポリ戦でも、近年の勝利を収めたユーヴェのメンバーが7、8人いたんだ。(主力退団を)悪い結果の理由とすることは、言い訳でしかないと思う」


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