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モウリーニョに選手が「軽蔑的なあだ名」をつける チェルシー内部の結束力に陰りか

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 チェルシーでのジョゼ・モウリーニョ監督の支配力に、陰りが出てきているのかもしれない。選手の強い不満の噂が流れてきた。

 モウリーニョ監督はかつての自らの発言から、「スペシャルワン(特別なる者)」と呼ばれる。だが、一部の選手はまったく違う呼び方をしているという。

 イギリス『イブニング・スタンダード』は、ある選手が指揮官を「軽蔑的な一言ニックネーム」で呼んでいると報じた。名前やその呼び方は明かされていないが、“名づけた”選手はあるベテランで、不満を抱いている複数の選手もそのあだ名を使っているとされている。

 今季のチェルシーは不振に陥っている。その状況で、モウリーニョ監督は選手たちを公に批判していた。開幕早々には試合中に選手の治療に走った女性ドクターに侮蔑的な言葉を投げたとして、物議を醸してもいた。

 かつては、内部の情報を漏らす「ネズミどもがいる」と話したモウリーニョ監督。身内への厳しい態度が、自らに跳ね返ってきたのか…。騒ぎを封じ込めるには結果を出すしかないが、内部の結束力が失われては、難しいことになるかもしれない。

 チェルシーは現在、プレミアリーグで16位に沈む。リーグが再開される今週末には、ホームでアストン・ビラと対戦する。

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