beacon

師であり友人のクライフが心配なクーマン 「心から回復を願う」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 元オランダ代表のヨハン・クライフ氏が肺がんを患ったというニュースは、サッカー界にショックを与えた。親しい人間なら、その衝撃ははるかに大きいはずである。サウサンプトンのロナルド・クーマン監督は、かつての師を心配している。

 クーマン監督にとって、クライフ氏は長い時間をともにした指導者だ。オランダ人指揮官は「単なる選手と監督という関係ではなく、友人でもあった」とクライフ氏との関係を語り、次のように続けた。

「彼は私のお気に入りの監督だ。彼の下で、6~8年プレーしたね。当時、バルセロナで互いの家族を交えて、クリスマスはいつも一緒に過ごしたよ。悲しいニュースだ。心から回復を願うよ」

「彼は常に勝者だった。打ち勝つ力が彼にあると願っている。彼とご家族に、心からの思いを送るよ」

 クーマン監督は、クライフ氏がオランダ全体にとって大きな存在だと語る。

「オランダでの彼は、世界的な有名人という位置づけではなかった。我々のベストプレーヤーであり、オランダで最高の監督だった。誰にとってもビッグなアイドルだった。サッカー関係者とクラブと選手のみならず、オランダ全体にとっての悲しいニュースだ。今でもオランダでのビッグネームだからね」

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP