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自身初のルールダービーで勝利をつかんだトゥヘル 「ダービーだと実感したのは試合後」

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 自身初のダービーマッチの勝利の喜びは、やはり格別だったようだ。8日のブンデスリーガ第12節で、シャルケとのルールダービーを制したドルトムントトーマス・トゥヘル監督は、ライバル相手の勝利に確かな手応えをつかんでいる。

 ドルトムントは前半に日本代表MF香川真司のヘッドで先制し、一度は追い付かれたものの、DFマティアス・ギンターのゴールで勝ち越した。後半にFWピエール・エメリク・オーバメヤンが3点目を決めると、その後の反撃を1点に抑え、3-2で逃げ切って勝利を収めている。トゥヘル監督はクラブ公式ウェブサイトのインタビューで、次のように語った。

「試合終了のホイッスルが鳴ったときに、ようやくダービーだったことを実感したよ。それまでベンチでは、みんなとても集中して、落ち着いていたようだったね。我々は自分たちのクオリティーを確信していたんだ。前半はゲームを支配し、焦らずにやれたと思う」

 その後は後半も主導権を握ったが、1点差に追い上げられるなどシャルケの反撃を受けた。それでも勝利をつかんだ選手たちのプレーを称えている。

「後半はテンポも良く、それを上げることができた。高い位置で守り、主導権を握り、良いチャンスを数多く作り出せたから、70分までは4-1になるのが近いように感じたね。だがシャルケが2点目を挙げると、まるで違う試合になってしまった。シャルケの個々の力をリスペクトし過ぎて、攻撃における自分たちの強みを忘れてしまったんだ」

「でも、だからこそ最後の10分~15分が見事だったと思う。自信と勇気を見せて、アディショナルタイムの4分間は1つもチャンスを作らせなかった。最 終的にうまくいったので、良い経験になったよ。チームを褒めたいね」

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