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テロ事件の拠点とみられるベルギー、スペインとの親善試合中止を決定

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 17日に予定されていたベルギー対スペインの国際親善試合が中止となった。両国のサッカー連盟が発表している。

 フランスのフランソワ・オランド大統領は、13日にパリで起きたテロ事件が「ベルギーで準備された」と指摘しており、ベルギーは犯行グループの拠点になっていたとの見方が強まっている。ベルギー政府は16日、テロへの警戒レベルを3に上げた。

 こういった背景から、開催が危ぶまれていた17日の試合は中止となったようだ。イギリス『BBC』は、ベルギーサッカー連盟が「特殊な状況を考慮し、選手たちとファンの安全を危険にさらすことはできない」と発表したと報じた。

 同連盟は試合前日の深夜になってからの決定が「非常に悔やまれる」としたうえで、「多くのサポーターの失望を理解している」ともコメントしている。
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