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イングランドのフランスへの連帯続く プレミアリーグでも全試合前にフランス国歌

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 イングランドのフランスへの連帯は、まだ終わらない。プレミアリーグは19日、公式ウェブサイトで、週末の全試合でフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」を試合前に流すことを発表した。

 パリでのテロ事件を受け、17日のフランスとの国際親善試合で団結と連帯を示したイングランド。スタジアム全体で「ラ・マルセイエーズ」を合唱し、フランスの人々の心を打ったが、リーグ戦でも犠牲者への追悼とフランスへの連帯を示す姿勢を続けるとのことだ。

 プレミアリーグによると、コイントスの後、両チームの選手たちと審判団がセンターサークルに集い、「ラ・マルセイエーズ」を流すという。

 プレミアリーグでは現在、72名のフランス人選手がプレーしている。これはイングランド人に続く2番目の数だそうだ。リチャード・スクダモアCEOは次のように述べている。

「プレミアリーグとフランスは長期にわたる関係で、我々は非常に近しい。だからこそ、連帯と追悼のために『ラ・マルセイエーズ』を流すのが適切である」

「パリでのことに、我々全員が悲しみ、深いショックを受けている。そして、バーやコンサート、サッカーの試合など、毎日の自由を楽しんでいる人々への攻撃だったことは、イギリス全土のフットボールファンや一般市民に大きな反響をもたらした」

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