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警察官1000人、警備員1400人…クラシコで「前例のないレベル」の警備

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 21日に行われるリーガエスパニョーラ第12節、レアル・マドリーバルセロナのクラシコで、史上空前の警備態勢が敷かれることが分かった。担当大臣のコメントをスペイン『アス』が伝えている。

 クラシコは毎回、全世界的な注目度の高さや、両クラブの激しいライバル関係もあって、厳重な警備の下で行われてきた。だが今回は、パリでの同時多発テロ発生から間もなくの開催となったため、これまで以上のレベルの準備が進められているという。

 担当大臣のフランシスコ・マルティネス・バスケス氏は、スペインのラジオ局『カデナ・コペ』の番組内で、今回の警備が「スペインの全スポーツ史でも前例がないレベル」であることを強調した。全国各地から1000人の警察官が動員される他、地元の消防隊、救急隊、民間の警備会社の協力も仰ぎ、1400人の警備員も各所に配置されるという。


 このほか、入場のためのセキュリティーチェックも数段階が設けられる。スペインは現在、最高ランクが「5」の国のセキュリティーレベルが「4」まで引き上げられており、バスケス氏は「大きな、世界的な影響がある」クラシコに、相応の対応が必要であることを訴えた。これまでとは意味合いの異なる、超厳戒態勢の中でのキックオフとなりそうだ。

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