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レアルについては語らず、自虐を交え“美学”を貫くモウリーニョ

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 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は23日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第5節・マッカビ・テルアビブ戦へ向けての前日会見に出席した。会見では古巣であるレアル・マドリーに関する質問も飛んだが、“スペシャル・ワン”は美学を貫き、多くを語らなかったようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

 レアルは21日に行われたバルセロナとのクラシコで0-4の大敗。ラファエル・ベニテス監督の進退問題が浮上すると、フロレンティーノ・ペレス会長が会見を開き、解任を否定するなど身辺が慌しくなっている。

 会見では古巣・レアルに関する質問も上がったが、モウリーニョ監督は「もし私がR・マドリーのことを話題に出すとしたら、それは彼らが勝っている時に限る。負けている時ではなくてね。だから私からクラシコの結果についてのコメントはないよ。ゼロだ」と言い切った。

「あまりにも多くの人間が、不調になったクラブについて話したがるのを目にしている。リスペクトも倫理観もそこにはない。驚くべきほどにね」

 現在は、チェルシーの勝利のみが喜びだと強調した指揮官は、「私は他の人たちが負けているのを楽しむようなことはしない。ただ自分のクラブが勝っていることを喜ぶんだ。他のチームの敗北に笑顔にはならない。だからこそ、ここ4、5か月と私はほとんど笑っていないんだ」と自虐を交えて語った。

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